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2013年8月27日 (火)

智恵子抄

高村光太郎の詩が読まれ、光太郎の父
光雲の彫刻が見つめる空間での演奏

そんな空間と時間にどんな音がふさわしいのか・・・

光太郎の智恵子抄ほど飾りもよけいな誇張もあえて使われる
小難しい文語もなく
実直で素朴で、それでいて言葉が美しい詩もなかなか
ないのではないだろうか

高村光太郎 智恵子抄より

「あなたはだんだんきれいになる」

をんなが附属品をだんだん棄てると
どうしてこんなにきれいになるのか。
年で洗はれたあなたのからだは
無辺際を飛ぶ天の金属。
見えも外聞もてんで歯のたたない
中身ばかりの清冽
せいれつ
な生きものが
生きて動いてさつさつと意慾する。
をんながをんなを取りもどすのは
かうした世紀の修業によるのか。
あなたが黙つて立つてゐると
まことに神の造りしものだ。
時時内心おどろくほど
あなたはだんだんきれいになる。

「あどけない話」

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山
あたたらやま
の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

http://www.youtube.com/watch?v=FpsaoxvFv90

2013年8月26日 (月)

ひこうき雲

今、話題のジブリ最新作 風立ちぬ。まだ見てないですけど主題歌がユーミンのひこうき雲ということで。

わたしはこの人のカバーでこの歌をしってめちゃめちゃ泣いたね。このアレンジ、歌声、ピアノの伴奏。たま〜にすごいこの人の歌は聞きたくなって、そういう時に聞くとめちゃめちゃ泣ける。季節かな〜。

小田和正のひこうき雲
http://www.youtube.com/watch?v=E9Fm9C_lWbc

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ひこうき雲
作詞・作曲・歌 荒井由実

白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない、そして舞い上がる

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ
けれど しあわせ

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

2013年8月17日 (土)

原点

初心忘れるべからずというような言葉や格言はたくさんあるでしょう。
初心とは原点。原点とは出発点。
ある地点から走り出し、羽ばたき、どこかへ向かって行くのです。
この地上に生をうけた人間に唯一平等なものは皆いつか死ぬということです。
どんな偉人でも、どんな誰もしることのなかった人間でも
平等に死ぬのです。
しかしながら終わりがあることがわかっていたとしても
人間はみんなどこかへ向かいます。
そしてどこかへ向かうときに大きなエネルギーが生まれて
それが動力源となります。
それが原点です。想い、イメージ、モチベーション、夢、憧れ
その旅の途中で何度も壁にぶつかったり、イメージと現実のギャップ
に冷めたり、もがいたりします。そして道からしらずうちに外れていく人。
どうして旅にでたのかも忘れてしまう人。今自分がどこにいるのか
わからなくなる人。旅は一筋縄には行きません。
そんなとき、原点、自分の純粋な気持ちやイメージ、夢を思い出すことが
大切なのです。
そしてそれを忘れないためにたまに原点に帰る。それはとても大切なことです。
はじめの形。はじめの仲間。はじめの想い。
旅の途中で行き先やイメージは変わるかもしれないし、それはとてもいいことです。
自分が探し続けていたものに近づいている証拠なのだから。
しかし、原点や初心は変わる事はありません。その直感、その想い、その憧れは
永遠なのです。
たまには原点にかえってみる。それは大切な場所かもしれないし
昔の大切な人かもしれない。もう亡くなっていればその人のお墓でも
思い出の場所でも、なつかしい香りでもいいでしょう。
人の夢をお手伝いする仕事をしていれば、すぐにその夢が破れる人も
あきらめきれないでもがきくるしむ人も、あきらめて失望している人にも
たくさん出会います。そんなとき、その原点、初心という原石。その人のもつ
石をもう一度磨き直してあげることができないかと思います。
どう生きるか、どう死ぬか。いろいろな考え方があると思いますが
試練は成長のための糧。壁は乗り越えるためのチャンス
どんな人にもその人の色彩や原石が必ず眠っているはずです。
憧れのピアニストジョージデュークの死によって
心で奏でる音楽というものの魅力、それを大切にしつづけたかった
昔の自分という原点に触れる事ができた。
その演奏の憧憬、その演奏への強い憧れを胸に刻んで
今日は自分の原点、初心を思い出して眠りにつきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=hNICl8RuxLI

2013年8月 9日 (金)

ワヤン バリの影絵人形芝居

バリの影絵人形芝居@みなとみらいホール屋上庭園
最高でした!!

http://blog.goo.ne.jp/wayangbali

まず、音楽 SE がガムラン。これの時点でテンションあがる。
そして、観劇のスタイルがまた自由!!
はじめに観劇のスタイル、方法を説明してくれるんですがまず自由に
立って歩いていいよと。その時点で、え????
そして自由にしゃべっていいし寝ていいし、ビール買いにいっていいし。

影を移すスクリーンのような紙があるのですが、
そのスクリーンの後ろにまわって影絵人形を動かすとこやガムラン隊の
演奏をみてもいいよと。私たちは中間のどちらも見える場所に陣取って
みてました。こういう観劇の異文化体験てすごいいいなと思いました。
すごい楽しかったし、お話も演者の梅田さんの演技もアドリブもすごい
楽しめた。ガムランの音楽も素晴らしかった。こういう観劇体験
文化体験をもっともっとしたいなあと感じた。芝のにおいなのか
なんかバリッぽいにおいもしてよかったし風が心地よく
衣装も素敵だったし影絵人形劇のための舞台もすごい雰囲気あってよかっった。

そしてガムランの音楽がはじまると子供たちが自然に声だして走り出すのをわたしは見逃さなかった。これぞ音楽の不思議な力。ハーメルンの笛吹き見てるみたいだった。ガムランでも可能かも。バリのガムラン弾き。

それと登場人物の神様とか勇者は古代バリ語を話し人間は日本語を話すみたいなのもすごい雰囲気あってたのしめたのですが梅田さんの話す古代バリ語は歌のようだった。世界の歌に聞こえる言語ランキングみたいなのみてみたいなと思った。中国の女書の村の言語とか。アルゼンチンのスペイン語とか。ブラジル語もちょっと歌っぽい??

こうした文化を現地で長い時間かけて習得されて純度の高い、でも日本人が楽しめる形に昇華された梅田さんにほんとリスペクトですね。

一つのことをつきつめ追い求めることの美しさをかいま見ました。

終演後、ガムランを試奏させてもらえたのも超たのしくうれしかった。
あの屋上庭園でなんかいろんな企画やりたいな。即興とかリズムアンサンブルとかフラメンコとかも面白い企画できそう。

竹取物語もがんばるぞ〜。こちらは10月2日みなとみらい小ホールです。

♪10月2日(水)

横浜みなとみらいホール 小ホール
19:00開演(18:30開場)

<日越外交樹立40周年記念>
小栗久美子トルン(ベトナム竹琴)&マリンバ公演 『竹取物語』

ベトナムに古くから伝わる竹琴「トルン」の歴史と
日本最古の物語といわれている「竹取物語」
ふたつが出会い、新たなストーリーを紡ぎ出す―

入場料:3000円(全席自由)
チケット取扱い:電子チケットぴあ
 Pコード:206-322 
TEL:0570-02-9999
 
出演:  小栗久美子(トルン/マリンバ)
      森川拓哉(ヴァイオリン/ピアノ/作編曲)
      立岩潤三(パーカッション)  

ゲスト:渡海千津子(ソプラノ)
井澤久美子(ピアノ)
長谷川由紀(ヴァイオリン) 
佐藤悠紀(ヴィオラ)
田中愛(チェロ)
容昌(パーカッション)

後援:ベトナム大使館、ベトナム航空、朝日新聞横浜総局、
 アジア文化社、日本木琴協会、マリンバ北星会、
neoria KOROGI、日本トルン協会    

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