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2008年11月 1日 (土)

呼吸


音楽とは、簡単な事を表現するためにいったいどれほどの事を考えて練習して
いろんな要素を自然に織り込めるか、とても深く長い道のりだと思う。

たった4っつの音を出すだけでも、いろんな意味や価値や色合いや硬度や質感や陰影や
音の長さ、タイミング、音の切り方・・・いろいろな可能性が考えられる。

どういう風景を描きたいのか、どういう感覚に訴えたいのか。どういう表現をしたいのか。

まずは音をはっきりクリアに出す、輪郭を感じさせる、楽器を最大限にならす、パルスをしっかり感じさせる
音の質感をより的確に選ぶ、もしくはなまらせるということも考えられる。

ただ、一番、音に込めなくてはいけないのは、息吹、呼吸ではないのかなと今日は思った。
呼吸、音が、音楽が呼吸をしていてはじめて音楽がいきもになるのではないか、人に届くのではないか。今日は演奏していてそういう事を感じた。

弓の動きと自分の呼吸が同機して、自分の感情の呼吸と音の息吹がいったいとなってはじめてそれが自分の音楽になるのではないかと思った。もちろんそれを可能にするテクニックや音色のパレットは必要だし、いろんなリズムの含みも自分の中になくてはいけないし、ハーモニーもいろいろなくてはいけないけど。どんな音楽、どんな音を出すにしてもそこが基本ではないかなと思った。

呼吸。


ひ〜ひ〜ふ〜〜。

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