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2007年9月28日 (金)

10月前半おすすめライブ

10月3日 @青山プラッサオンゼ
ブラジル音楽、ショーロを素敵に演奏するグループ、トリニダージにゲスト出演させていただきます。ブラジル音楽を熟知した阿部さんのギターからこぼれる音にはいろんなものが詰まっています。

10月8日 @西荻窪 音や金時
フラメンコギタリスト 高木潤一さんとのデュオ
ワールドミュージックの世界をリードする高木さんとの夢のデュオ。まさに世界を旅するような、ジプシーの道をゆくような、面白い音楽の世界です。高木さんのギターは要必見。

音楽


世界中の音楽の中で、楽譜がある音楽というのはどれくらいあるんだろう。少なくとも、西洋のクラシックと日本の邦楽や沖縄の音楽には楽譜はあるけど。それでも楽譜通りにきっちり弾く音楽というのは西洋クラシックだけなのではないか。

ジャズバイオリンなどアドリブをするもの、とはっきり銘打たれていると、逆にみなさんアドリブとはどうしたらいいのかと迷われてしまう方が多い。それは、スピーチはいつも台本通りだったのに、今日からアドリブでスピーチしてくれといわれるのと同じだろう。毎日、アドリブで話す校長先生と、台本をきっちり書いて来て朝礼をする校長先生の話に似ている。たいてい話やスピーチが面白い人はアドリブが効く校長先生だ。

アドリブをする=音楽をする。

基本的には、何を話してもいいはずだ。みんなで会話をして楽しければそれでいいのだ。(バカボンのパパ風)

音楽をしていて一番面白いのは、フリーインプロビゼーション。自由に即興をすることだ。何がでてくるかわからないし、その時々の会話がある。もちろん、いろいろ吸収して来た方が面白いのは面白い。それはいろんな本を読んだり、頭で哲学したり、いろんな面白い体験をしてきた人の話がとても面白いのと似ている。

でも、人それぞれぜったいにそういう体験はしているのと同じで、音楽も必ずその人の個性がでる。ようは、その自由な会話、自由に話しはじめるツボを掴んでもらえたらいい。

アメリカの大学の授業でもフリーインプロヴィゼーションの授業が一番面白かった。中でもチェロのこの先生の演奏、話す事、授業はほんとに、音楽をするというのはこういうことかと感じた。
http://www.celloman.com/

自由に会話をすることから、音楽をいつも始められたらいいなあと、とても最近感じる。それは他の演奏する人や、ジャズバイオリンを始められた方にもとても伝えたい事である。

中東音楽

今日は知り合いのフラメンコギタリスト高木潤一さんのライブで、インド音楽のタブラ、そしてアラブ音楽のウードという、まさにロマの道というような編成でのライブに遊びに行ってきました。

三人の調和が音楽的にも人間的にも?!見事でとても面白かった。ずっと最近、「聞いた事もないような素敵な音楽」を探し求めていたので、そういう意味でまさにそのサウンド、一曲、一曲で、あらためて、アラブ音楽の魅力に魅了されました。スパニッシュコネクションのタブラの吉見さん、ウードの常味さん、そしてギターの高木さん、それぞれが個性を出してて、もう駈けて行って飛び入りしたいかんじでいろんな血が湧き立った。

常味さんはアラブ音楽にほんとに精通しているなあというかんじで、いろいろライブのステージ間、ライブ後にアラブ音楽のしくみや魅力を教えていただいて、しばらく少しかじったことのあるアラブ音楽の魅力にとりつかれそうです。

音楽はとても言語に似ていて、そこの言葉を学ぶに非常に似ていて、言葉にもアクセントや意味や響きがあるのと全く同じでで、逆に響きやアクセント、表現、が好きだから言葉を勉強しはじめる人もいるし、そういう事もあるけど、言葉と音楽の違うのは、音楽は言葉が違っても会話ができるところが面白いし、いろんな音楽の言葉を身につけるのは面白い。自分の通ってきたみちが、自分の一つ一つのルーツになるし、言葉になる。

そういう意味で、聞いた事もない素敵な音楽に出会える瞬間は珠玉の喜びでもある。特にバイオリンはウードと並んで中東音楽には欠かせない楽器である。西洋なクラシックと同じくらい重要な位置をしめている。バイオリンをやるからにはアラブ音楽の世界に触れてみるのはとても楽しく、素晴らしいことだと思う。それにアジア人という事もあって、どこかあたたくて、こころの琴線に触れることもある。それがまた、ジプシー、ロマの道とシルクロードという二つの大きな道を感じさせられて面白い。常味先生と、ライブでアラブの音楽を奏でられる日がくるのがとても楽しみである。

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